Your Song

僕には夢がある。

 

彼女は17歳。

親からの影響で、聴く音楽はもっぱら洋楽のロック。ロックン・ロールといつやつだ。

そんな彼女の悩みは、欲しいとも思っていないがなかなかできない彼氏のことでもなく、流行り廃りの激しいついていけない友達のことでもなく、大人になれない小さな大人に課せられる進路の話でもない。

 

"愛用していたイヤホンが壊れた"

 

いつもポケットの中で絡まっていて、それを解くのがたまらなく愛おしかった、アレ。

彼女にとっては生命線、ともいえる大切な線なのだ。

 

友達が持っているのは線のないやつ。絡まらないやつ。

すぐに片方無くなって、片想いだねってそんな冗談は言いたくない。

私は線のあるやつがいいのだ。

 

家電量販店にて。彼女はなんの迷いもなく、愛用していたものと同じイヤホンを手に取る。

そんな新しいイヤホン。前と同じかたち、同じ線、でも前と違う新しい音に聞こえた。

 

「たまには新しいバンドの曲でも掘ってみようかな」

 

彼女はイギリスやアメリカ、往年の、今でもなお名を轟かせ続ける偉大なロックンロール。

そんな音楽が好きだ。そんな自分に酔っているわけではなく、純粋に。

 

そんな彼女の新しいイヤホンに、新しい曲が流れる。

「日本語なのに何か好きかも」

カッコいい。。

 

そんなバンドでありたいものだ。

ひとつの夢の話。

 

Your Song

Your Song

 

FIGHT CLUB

大学一年の頃、よく地元の友達と飲み遊んだ。

カウンター席に座ると、関係のない隣の客がよく絡んできたものだ。最近の若者とは如何なものかと言わんばかりに。

 

酔っ払ったおっさんはよく僕等に説教をした。

何がダメか、何が必要か。それはとてもとても鬱陶しいものだった。

でも、その時彼は僕等に自分を重ねていたのではないだろうかと考えた。

 

よく教師は言っていた。「問題が解けた人は周りの人に教えてあげて」分かったことを教えることで自分の理解も進み、定着するということだ。

 

酒に酔いながら、自分に酔い、良い思い出を、都合の良い解釈を想い返しながら、自分に言い聞かせるように僕等に説いていたのではないだろうか。

今宵もこの酔いを愛せますように。

 

(最後の一文が言いたかっただけです)

 

FIGHT CLUB

FIGHT CLUB

 

壁に話しかけるような話

3:23

 今日は朝起きてコーンフレークを食べ、身支度をして用事を済ませ帰宅。

 19時頃少し眠ってしまったので今眠れなくてこれを書いてる。

 最近の自分は、朝の6時頃に寝るという生活だったので、ここ2、3日から3時には寝るようにしている。

 何をするでもなくただただ起きている。

はあ、もったいね!

 

 昔からオールというものがすごく苦手で、一睡もせずに朝日を浴びることにすごく罪悪感と嫌悪感を抱いてしまう。

 だけど最近それにも慣れてしまったなあ

 

 前はあんなに嫌だったものも、今では受け入れられる。

 大人になるとはこういうことなのかな?どんどん感覚が鈍くなるというのか、神経が強くなっているというのか。

 どちらにしても、人は変わっていくものだ。それが良いことにしても悪いことにしても。

 そこからは逃れられないので、安っぽい個性とか自分らしさとかを言い訳にしてる人をみると残念に思ってしまう。

 そんなもので失われる個性なんて、初めから無いも同然だと思うな。

 個性なんて語るもんじゃなくて、そこに自然とあるものなんだから心配しなくていいんだよ。安心してください。

 

 こういう雑文ならいくらでも書けるのに、学校の課題なんかで「800字以上で述べよ」とか言われた時には少し身構えてしまう。

 そういえば読書感想文がナンチャラって話題になってたな。

 やらされる、と、やる。そりゃ違うよねー

 

 来週は、鬼のようにやらなきゃいけないことが迫り来るウィークでござる。

 やらなきゃいけない、やらなくてもいい、やらされる、やる、できる、できない

 

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(やる夫)

 

果たして、乗り越えられるだろうか⁉️

 

 

 

今日は映画館へ『もののけ姫』を観に行った。

途中、マスクの紐が切れてしまったので、「このご時世外出中にマスク壊れるなんて死活問題や。。」と軽く嘆いた。

そもそもマスクの紐が急に切れるなんてことあるんだ。

 

(以下、物語について触れます)

 

 

 

映画は凄く良かった。

そもそもストーリーを理解しながら観たのは初めてで、完全二分化の対立構造になっていないところが良かった。

 

最後のシーンでこんな会話があった。

 

サン「アシタカは好きだ。でも、人間を許すことはできない」

アシタカ「それでもいい。サンは森で、私はタタラ場で暮らそう。ともに生きよう。会いにいくよ。ヤックルにのって。」

 

ともに生きる、とは単にひとつになる事ではないのだな。

不干渉。それもまた愛なのかね。

 

映画キャッチコピーは「生きろ。」らしい。

物語が終わっても、実際何の問題も解決してない。これから先また問題が起こりそうな終わり方だった。

問題は山積みだ。

世を憎み人を憎み、それでも生や幸せに執着する。

生きることに意味なんてないけど、そこに意味を見いだそうとすることが生きることの意味なのかもしれない。

 

と、つい長々と書いてしまったが、面白すぎたのであと3回くらい観たい。明日行こうかな。

てかサンが可愛すぎるのよ。何だあの美少女。

 

マスクは結んで応急処置したから、すれ違う人にめっちゃ見られた。

 

マスク、生きろ。

 

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掌

 

ghost

はやいもので2020年下半期が始まりました。

もう7月は流石にバグでしょうよ。

だって2020年度、俺って何した?

開始早々某ウイルスに身体を蝕まれ(コビッド19さんじゃないよ)、紆余曲折を経て気づけばもう7月。

何にもしてねえ。

 

この間、久しぶりに中学の時の友人と電話して色々話した。

20歳になった自分はあの頃と比べるとだいぶ暗い人間になったみたいだ。

自分の感覚としては元々の暗さをほじくり返してしまった、という感じのものだけど。

あのウイルスが蔓延して以来?その暗さに拍車が掛かっている気がする。

 

 

誰か助けて!!!

 

(笑)

ghost

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